「マイ電気」といえば東京ガス、気になる提供プランを知って電気節約

2016年4月からスタートした電力自由化。東京ガスも家庭向けに3つのプランを販売開始しています。「マイ電気は、東京ガス」というフレーズと共に、東京電力エリアで事業を展開する東京ガスの、気になる特徴や電気料金プランをご紹介していきます。

マイ電気とは

2016年4月にスタートした電力自由化に併せて、2016年1月1日から公開されているCMがあります。芸能人と有名サッカー漫画をコラボしたCMは、「マイ電気は、東京ガス」というフレーズと共に目にした人も多いのではないでしょうか。

CMを放映している東京ガス株式会社は、明治18年創立と歴史が古く、都市ガス事業者として日本国内最大手の一般ガス事業者です。一方で新電力(PPS:小売電気事業者)の中では最大級の電源を保有し、工場および商業施設などへ電力を供給してきた実績があります。

2016年4月電力自由化スタートに合わせて、東京ガスは一般家庭向けの電気料金プランの提供を開始しました。

電力自由化を機に電気代を安くしたいと考えている人達へ

東京ガス株式会社が、株式会社NTTファシリティーズ、大阪ガス株式会社と共同で出資して、株式会社エネットを設立させたのが2000年7月のことです。この株式会社エネットは新電力の中でも最大級の規模であり、東京電力管内に提供される電気の供給を担っています。現在4ヶ所ある火力発電所から供給される電力は、2020年までに300万kWへ拡大される予定です。

ガス事業者としての、またこれまでの電力事業者としての実績と、首都圏最大の電源保有を誇る東京ガス株式会社の提供する電気料金プランを、これからご紹介していきたいと思います。

東京ガスをご利用中の方におすすめのセット割などもあるので見逃せませんよ。

特徴① : 提供エリア

2016年11月現在、東京電力エリアでは80社以上の新電力会社があります。「託送」という、東京電力の送電線で利用した仕組みで電力を販売しているため、安く電力契約プランが提供できるようです。

さて東京ガスが電気を供給しているエリアは、次の地域となっています。

■ 東京都
■ 神奈川県
■ 埼玉県
■ 千葉県
■ 茨城県
■ 栃木県
■ 群馬県
■ 山梨県
■ 静岡県(富士川以東)

ちなみにこの電気の供給エリアは、東京ガスの都市ガス供給エリアとは違っているため注意が必要です。

特徴② : 電気料金プランとセット割

それでは次に、東京ガスの電気料金プランを見ていきましょう。現在家庭向けに販売されている「ずっともプラン」というプラン名には、顧客一人一人との関係を「ずっと」大切にし、ガス、電気以外の付帯サービスも充実させ、顧客の「もっと」に応えていくという意味が込められているそうです。

トップクラスの低価格とも言われている「ずっともプラン」には、3種類用意されています。

ずっとも電気1

「ずっとも電気1」は東京電力でいうところの「従量電灯B」に相当するプランで、人数が多い家庭や電気使用量が多い家庭向けのプランとなっています。

契約できる契約電流(アンペア数)は、30A、40A、50A、60Aの4つです。それぞれの契約電流毎に基本料金が異なります。

【基本料金】
■ 30A:842.40円
■ 40A:1,123.20円
■ 50A:1,404.00円
■ 60A:1,684.80円

基本料金に違いはありますが、それ以外の料金は同じ設定となっています。

【電力量料金】
■ 第1段階料金:140kWhまで:1kWhあたり23.24円
■ 第2段階料金:140kWh超350kWhまで:1kWhあたり23.45円
■ 第3段階料金:350kWh超えたもの:1kWhあたり25.93円

【最低月額料金】
■ 1契約:540.00円

契約電流によって金額の差があるだけで、使用した電気量についての料金は24時間一律ですから、どのくらいの契約電流があれば十分かを見極めることで、節約につなげることができるようです。

ずっとも電気2

「ずっとも電気2」は東京電力でいうところの「従量電灯C」に相当し、電気機器の使用が多い家庭や、商店、事務所、マンション等向けのプランとされています。

契約容量は6kVA以上、原則50kVA未満となっています。

【基本料金】
■ 1kVAあたり280.80円

【電力量料金】
■ 第1段階料金:360kWhまで:1kWhあたり23.21円
■ 第2段階料金:360kWh超えたもの:1kWhあたり25.99円

電気機器の多い家庭というとオール電化の家を想像してしまいますが、東京ガスはガス会社ですから、オール電化の家庭向けプランというのはありません。他社の電力会社でオール電化の家庭向けの電気プランで契約している場合、東京ガスに切り替えると高くなってしまうこともあるようです。

ずっとも電気3

「ずっとも電気3」は大型エアコンやモーターなどを使用している商店や事務所、工場、マンション共用部等におすすめのプランで、東京電力でいうところの「低圧電力」に相当します。

契約電力は0.5kW以上、原則50kW未満まで。

料金については、ほかの2つのプランと違い電力量料金に季節によって異なる単価が設定されています。

【基本料金】
■ 1kWあたり1,018.44円

【電力量料金】
■ 第1段階料金:[契約電力×130]kWhまで:(夏季)1kWhあたり16.91円(その他季)15.37円
■ 第2段階料金:[契約電力×130]kWh超えたもの:(夏季)1kWhあたり18.37円(その他季)18.26円

電力量料金の計算方法は、例えば契約電力が10kWの場合、第1段階料金は[10kW×130]kWhまで、第2段階料金は[10kW×130]kWh超えたものということになります。

都市ガスとのセット割だけでなく、ネットも含めたトリプル割も。

3種類の「ずっともプラン」に共通していることは、まったく電気を使用しない場合は基本料金が半額になることと、東京ガスの都市ガスを使用している場合は、電気とガスを両方契約することで、付帯メニュー「ガス・電気セット割」の割引を受けることができるようになります。

「ガス・電気セット割」は基本料金が1ヶ月270円割引されるもので、年間を通して約3,200円お得になります。

また、光回線サービスと、東京ガスと提携しているプロバイダを使用している場合は「東京ガストリプル割」が適用され、さらにお得になるようです。「東京ガストリプル割」は、東京ガスでガスと電気を契約していると、インターネットの料金が100円から300円ほど安くなります。プロバイダによって割引料金が違うので、契約しているプロバイダがどこかを確認の上、割引料金をチェックしてみることをおすすめします。

特徴③ : 契約手数料や違約金は?

電力自由化のスタートに伴い、電力会社以外と電気の購入契約をできるようになりました。つまりこれまでは、電気の契約を一度してしまえば、途中で別の会社に変更するということがなかったわけですが、電力自由化によりそれが可能となったわけです。

そのために、自社との契約を解除されたくない事業者は、契約項目の中に契約期間を1年や2年と定め、その期間に解約した場合は違約金を支払うという条件をつけるところがでてきたわけです。

ただ経済産業省は「電力の小売り営業に関する指針」というものを、電力自由化の前に制定し、高額な違約金の設定を問題行為としています。この指針には具体的な違約金の上限などについて記載はなく、また罰則等もありませんが、度を越えた違約金を設定している業者は注意される可能性はあるわけです。

さて東京ガスの場合は違約金はどうなるでしょうか。「ずっともプラン」の単独契約の場合、違約金の設定はありません。「ガス・電気セット割」や「東京ガストリプル割」の場合は、そもそも割引を受けるために契約期間が設定されています。しかし違約金については現在のところ設定はされていないようです。

今後ガスの自由化も控えています。その際にプランの見直しが行われ、違約金の設定もされるかもしれません。契約する際には、契約期間や違約金の項目のチェックもしっかり行うことを忘れないようにしましょう。

特徴④ : ポイントサービスなど特典も充実

ガスと電気をまとめて契約すれば、セット割で安くなるだけでなく、契約者向けにお得な特典が用意されています。

例えば、漏水や水漏れなどの水回りトラブルを始め、鍵、ガラスに関するトラブルに対して、365日24時間駆けつけてくれる「生活まわり駆けつけサービス」の月会費400円(税抜)を、2018年3月まで無料で利用することができます。

また電気料金の支払いに対して、1,000円につき15パッチョポイトというポイントが貯まります。貯まったパッチョポイントはプレゼントに応募や交換ができ、あるいは提携ポイントに交換することも可能です。

その外にも、クックパッドのプレミアムサービス「人気順検索」等が使えたり、エネファームを利用しているガス・電気の契約者には、2018年3月まで毎月150パッチョポイントがもらえるというプレゼントもあります。

中には期間限定のサービスもありますが、東京ガスの電気に切り替えることで、少しでも日々の生活にお得感が得られるような特典が用意されているのは嬉しいですよね。

電気料金の支払い方法は?

東京ガスのガスと電気を契約した場合、「myTOKYOGAS」へ登録すると、ガスだけでなく電気の使用量や利用料金を確認することができます。

また毎月の請求金額をメールで教えてくれたり、似た家庭環境のガスや電気の使用量を比較したりすることができ、さらには月々の使用量の目標を設定すると、使いすぎをお知らせしてくれるサービスや、過去の使用実績を元に顧客ごとに省エネアドバイスを行ってくれるサービスも開始されます。

次に東京ガスの電気料金の支払方法について見ていきましょう。ガスの使用はなく、電気料金のみの支払いは、口座振替、クレジットカード支払い、払込用紙を用いた振込と、通常の電気料金の支払い方法と同じです。

注意しなければいけないのは、ガスと電気の両方を東京ガスと契約した場合です。当然セット割を希望されることになると思いますが、支払い方法をガス料金と電気料金を同一の口座あるいはクレジットカードなど、両方を合算して支払うことでセット割の対象となるようです。異なる支払い方法を選択するとセット割の対象とならないようですから、契約する際に支払い方法をまとめることを忘れないようにしましょう。

いくら安くなるの?電気料金シュミレーションでチェック

電力自由化により、自分で電気を購入する事業者を選べるようになりました。しかしたくさんの事業者が多くのプランを発売するようになり、果たしてどの事業者のどのプランが一番自分にあっているのか、と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

東京ガスの販売している「もっともプラン」で果たしてどのくらい電気料金が変わるのか、あるいは他にも安くなるようなプランがある事業者はないのか。そのような疑問を持ったとき、簡単に電気料金のシュミレーションを行うサイトがあります。

電気料金比較診断&情報サイト「エネチェンジ」では、現在の電気の使用状況から最適なプランを紹介してくれ、また気に入ったプランが見つかったら申し込みをすることもできるようになっています。

もちろん気軽にプランを検索するだけの利用もできますから、まず今の電気料金が電力自由化によりどれだけお得になるのか、チェックしてみるのもおすすめです。

太陽光発電も設置すれば電気料金も安くなる

デメリットよりメリットのほうが多いとう言われる太陽光発電を設置すれば今以上に電気料金が安くなります。
ただ売電価格が年々安くなっているため太陽光発電の設置を考えているのであれば2017年3月には契約を終了させておいた方が良いでしょう。
【太陽光発電デメリット】はこちら

まとめ

今後、電気の自由化だけでなく、ガスの自由化も予定されていると言います。現代の生活に欠かせない電気やガスが、これまでは一社独占で選択のする余地もなかった状況から、一転して自分の好きな事業者を選び、契約することができるようになってきています。

言い換えると、どのプランが自分にあっていのかを見極める目が必要となってくるでしょう。しかし膨大な情報量の中から、適切な情報を見つけるのは大変ですが、手助けしてくれるサイトを上手に活用しながら、お得な生活を是非ゲットしてください。

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